施設概要

大阪広域環境施設組合住之江工場更新・運営事業の概要

 大阪広域環境施設組合住之江工場更新・運営事業とは、昭和63年7月に竣工後、約28年間稼働したごみ焼却工場である住之江工場を、既設の建物を活用してプラント設備等を更新し、20年間運営するものです。
 本事業の実施にあたっては、プラント設備の更新並びに運営を民間事業者に一括かつ長期的に委ねるDBO(Design Build Operate)方式を採用することにより、民間事業者の有する経営能力及び技術的能力を活用して効率的かつ効果的に設計・建設・運営を行い、循環型社会形成に向けたごみの適正処理、効率的なエネルギー回収、環境負荷の低減、地球温暖化防止対策の推進などの課題に対処するとともに、施設の更新・運営に係る財政負担の縮減及び公共サービスの水準の向上を図ることを目的としています。
  住之江工場更新工事につきましては、タクマ・鴻池特定建設工事共同企業体が実施し、令和5年3月の竣工に向けて工事を進めています。

施設概要
 
敷地面積 約3.2h
建築面積 約9,100㎡(付属棟含む)
施設規模 200t/日×2炉
ごみ処理システム ストーカ式焼却炉
ボイラ仕様


蒸気温度 400℃
蒸気圧力 4MPa
発電効率 23.0%(設計点)
発電機能力 11,300kW